失敗転職からの教訓:複数企業への同時応募

数年前に、勤め先のベンチャーが倒産。そのベンチャーを引き継いだ次の勤め先は3ヶ月も給与未払いで退職。完全に無職になって、再起を図るも苦戦中。

あぁ、なんでこんなことに?

そんな失敗転職から学んだ教訓は、「1社だけに応募して、その1社の内定だけで転職を決めてしまうことは博打である」ということでした。

転職を博打にしないために、私が学んだ対策は「複数企業に同時に応募すること」でした。その具体的な方法についてまとめます。

複数企業への同時応募ステップは、以下の通りです。

  1. CV(職務経歴書)の準備
  2. 転職サイトや転職エージェントを通じた求人情報の収集
  3. 求人の比較表の準備
  4. 複数企業に同時応募

ステップ3の「求人の比較表」は、下表のように、縦軸に求人、横軸に「進捗」「結果」「Pros(利点)」「Cons(欠点)」などを取ります。応募前の時点では、JD(Job Description:求人票)やその会社のウェブサイトなどからわかる程度のことを書いておき、応募後に更新していきます。

応募前に求人の比較表を作ることで、どの会社に応募するかどの会社にどんなことを質問するかを明確にすることができ、ステップ4の「複数企業への同時応募」に役立ちます。

なお、下表は、ある程度、面接が進んだ状況の例です。

社名 役職 進捗 結果 Pros Cons
A社 JD取り寄せ中 JD取り寄せ中 - - 自分のスキル・経験が活かせそう - JDを見て、役職や職務が明確かどうか
B社 事業開発マネージャー 1 ×給与レベルが合わないとのことで先方が断念 - 職場がわりと近い
- 前職の経験を活かして、同社の日本市場参入に貢献できそう
✔ 同社の期待と自分の専門性が一致している
- 専門家が足りずチーム編成に苦労している感じ
- 日本市場参入へのビジョンや戦略を感じない
- 既存の競合のマネになりそう
❓️専門スタッフを確保できるのだろうか
❓️海外スタッフとの連携がよくわからない
C社 事業開発エンジニア 2 最終面接予定 - 職場がわりと近い
✔ 拠点長が日本市場参入に向けて明確なビジョンを持っている
✔ 面接で話した感じ、B社の人たちより有能そう
- 期待していた役職ではなかったが、話してみた感じ、自分の専門性が活かせそう
❓もしかすると縦割り組織っぽい
❓️海外スタッフとの連携がよくわからない
D社 技術契約マネージャー 1 - - 業界内で競合が少ない
- 国際的な勤務環境
❓仕事内容を好きになれるだろうか

面接のたびにPros/Consを更新することで、「どこが自分に合っているか」「それを判断するために次の面接で何を訊くべきか」が明確になっていきます。

なお、上表の「進捗」欄の数字は、面接回数です。Pros/Cons欄では、表全体を一覧できるように、重視したいことに✔、モヤモヤしていることに❓など絵文字を使い分けて、少ない字数にまとめています。

失敗転職では、たまたま最初に見つけた求人に応募し、面接を受け、内定をもらいましたが、複数企業に同時応募し、面接を並行することで、面接を「相手に評価されるだけでなく、相手を評価する場にも変えられる」ことが大きなメリットです。

というわけで、失敗転職からの教訓:複数企業への同時応募へ向けて準備中なのでした。

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