ConfidentialとRestrictedなどの機密度の区分・違い

海外の会社と文書のやり取りをする場合、ConfidentialやRestrictedなどのClassification(機密度の表示)をどう使い分けたらよいのでしょうか。

会社によっても異なるかもしれませんが、以下のようにNDA(秘密保持契約)の要否の観点で認識しておくのが、実務的です。

機密度解説NDAの要否
Top Secret極秘レベル。経営層などトップクラスの関係者に限るべき情報。普通のビジネスパーソンがお目にかかることはない機密情報。NDA云々のレベルではない
Secret厳秘レベル。社内でも存在を知られてはいけないほどの機密情報。通常のビジネスではありえないレベルの機密情報。NDA云々のレベルではない
Confidential関係者限りの機密レベル。NDAを結んだ関係者にとどめるべき機密情報。NDA必要
ClassifiedConfidentialと同義で使う会社もあるが、相手がどういうつもりで使っているのか確認すべき。あいまいなので、こちらから使わないほうがよい。NDA必要?
Restricted限定開示レベル。NDAを結んでいない相手に開示してもよいが、不特定多数の人に見られないように配慮すべき情報。NDA不要

Restrictedは、通常の社外メールの機密レベルと同じで、むやみやたらと転送したり、勝手に引用して部外者が見る媒体に載せたりしてはいけないという感覚です。ご参考まで。

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