この数週間ほど、ハマウィング(横浜市風力発電所)がなぜか止まったままです。
止まっていると気づいた当初は、風が弱くて止まっているのかと思いました。ところが、そこそこ風の強い日でも止まっているので、故障なのでしょうか。
この風車は、ベスタス社製V80という機種で、カットイン風速(発電に必要な最低風速)は4m/sと、最新の風車に比べるとカットイン風速が低いとはいえ、数週間も止まるほどではないような。
ハマウィングは米軍が管理する瑞穂ふ頭にあるため、近づくことができません。ハマウィングから1km離れたコットンハーバーボートヤード付近から見ると、2本のブレードが黒ずんで見えます。
日によって風車の向きが変わっていることから、ヨーイング(風向きに風車の向きを合わせること)だけはしており、安全は確保できていそうです。
V80は1999年デビューの古い機種ではあるものの、ハマウィングの運転開始は2007年ですから、まだ現役で頑張ってほしいものです。
追伸
ハマウィングから1km離れたところにあるコットンハーバーはタワマン地帯なのですが、ハマウィングがきちんと回っているときでも、特に風車の音は聞こえてきません。
コットンハーバーは、風力発電所から1km離れたところにタワマンが建っているというおそらく日本で唯一の場所ではないでしょうか。ハマウィングがまた回り始めたら、風力発電との共存の好例として、この風車をコットンハーバーからご覧いただきたいと思います。
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