LinkedInには多くの求人情報が出ている一方で、LinkedInの求人検索は驚くほどポンコツです。そのため、募集者にとっては応募してほしい人に届かず、求職者にとってはゴミ求人ばかり表示され、応募したい求人が出てこないというミスマッチが起こっています。
AI時代に、なぜLinkedInがこのようなミスマッチを放置しているのか謎です。とはいえ、求職者にとっては、LinkedInの求人検索のポンコツぶりを理解して、それを使いこなすことで、他の求職者がたどり着けない求人情報にたどり着けるチャンスになります。
ここでは、LinkedIn求人検索のポンコツぶりと、それを踏まえた攻略法を解説します。
ポンコツその1:キーワード
LinkedInのキーワード検索に、他の求人媒体と同等の性能を期待してはいけません。あくまでもSNSがついでに求人機能をつけている程度のレベルです。
例えば、「陸上風力」関係の求人を探すために、キーワードに"onshore wind"と入れたとしましょう。下図では、1番目に"Offshore"と書かれた求人が出てきました。風力ではあるものの、洋上風力であって陸上風力ではありません。
3つ目の楽天については、再エネつながりで無理やりこじつけた感じで、間接的には陸上風力に関係していると言えなくもありませんが、直接的には関係ありません。
だったら、"onshore(陸上)"と"offshore(洋上)"の違いを無視して、"wind"で検索すればよいのではないかと思うかもしれません。それは広げすぎで、アタリも拾いますが、より多くのハズレも拾ってきます。
それならば、風力発電を意味する"wind energy"と"wind power"で検索するとどうなるでしょうか。これらの検索結果は、かなり違います。こうなると、ロジック不明です。逆に、どうやったらそんなアルゴリズムを作れるのか教えてほしいというレベルです。
ちなみに、LinkedInでも他の求人媒体と同じく、英語で検索した場合と日本語で検索した場合では、異なる検索結果が出てきます。
ポンコツ攻略法
まず、キーワードのブレインストーミングが必要です。大枠のざっくりしたキーワードを英語と日本語でメモし、そこから、おもいつく限り、関連するキーワードを書き連ねてみます。
- 例:wind → wind energy → wind power → onshore wind → offshore wind
- 例:風力 → 風力発電 → 陸上風力 → 洋上風力
それぞれのキーワードを入れて、検索してみます。わりと良好な結果が得られたキーワードに対して、"set alert(アラートを設定)"をオンにします。これで、そのキーワードの新着情報が通知されるようになります。
ポンコツその2:勤務地
LinkedInの求人検索には、「キーワード」と「勤務地」の欄があります。いずれもポンコツなのですが、まずは「勤務地」から。キーワードを「陸上風力」、勤務地を"Great Tokyo Area(首都圏)"に設定した例を、下図に示します。
"No matching jobs found(条件に合う求人は見つかりません)"と表示されました。ところが、同じキーワードで勤務地を"Japan(日本)"に再設定すると、下図の通り、勤務地がTokyo(東京)の求人が表示されました。
LinkedInは、Tokyo(東京)とGreat Tokyo Area(首都圏)を紐づけられない、つまり、都市・都道府県名と地域・圏域名の関係を正しく扱えていないことがわかります。
ポンコツ攻略法
LinkedInでは、勤務地を"Japan(日本)"まで広げて検索するか、都市名、都道府県名、地域・圏域名を別々に検索します。
まとめ
私は上記の攻略法に気づくまで、「LinkedInの求人機能は、玉石混交、クソみそ一緒」とバカにしていました。この攻略法で初めて、「LinkedInって意外にに求人情報が掘り出せるんだ」と気づきました。
LinkedInは、やたら求人情報をたくさん抱え込んでいる幼稚園児だと思って、求人検索のSet Alert(アラート設定)までは、幼稚園児に自分のキーワードと勤務地を理解させるゲームとして攻略しましょう。





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