転職は「扱う商材が自分自身である」という点で、自分自身を客観視することが大事です。自分自身を客観視するのは、なかなか難しく、私は自分自身を客観視する視点を与えてくれる本を活用しました。その一つが、「これだ!」と思える仕事に出会うには(シェリル・ギルマン著 ニキ・リンコ訳)です。
本書については以前の投稿で紹介しているので、今回は本書などの本から得た「自分自身を客観視する練習」について紹介します。
視点①一貫性
質問に対する回答が、すベてこの転職で実現させたいことに結びついていることが重要です。
<例>英語カを活かしたい → 志望埋由:現職では英語を使用していましたが、海外事業の撤退が决定して、転職を決意しました。御社の海外事業は、外国人スタッフが多く、自分をもっと生かせると考えました。
視点②自主性
質問をする場合でも、まずは事実に基づいて質問する姿勢がほしいです。その会社のことについて公開情報でわかる限りのことは調べておき、面接当日に面接官に説明、意見を仰ぎましよう。
<例>貴社の~~について、 私は~~と理解しましたが適切でしょうか。
面接対策
面接での不採用理由の多くは、①経験が合わない (求めている経験との相違)、②志望動機が明確でない、意欲が低い(企業研究不足) の2点です。 この2点に対して特に念入りに準備しましょう。
1.経歴の説明・自己PR
事前準備
- 応募企業がどのような経験・スキル、 人物像を求めているかを考える。
- それを踏まえてあなたの過去の経験から活かせるスキル、 足りないスキルを整理する。
想定質問
- 自己紹介、自己PRをしてください。これまでの経歴をご説明ください。
- 応募先に求められている経歴にポイントを絞って、3~5分で説明
- 応募職種にマッチする経験、成果、実績(数字で客観的に)にフォーカス
- これまでで最も成果を挙げた仕事 (もしくは力を注いだ事) についてお話しください。
- 困難に直面した時の事例と解決方法についてお聞かせください。
- (管理職の場合)マネジメントにおいて大切にしていることは何ですか。
2.志望動機
事前準備
- 応募企業について調べる (企業HP、求人票、応募企業に関する記事、株価情報、プレスリリ一ス等)
- 「転職理由」と「志望動機」に一貫性を持たせる
想定質問
- なぜ転職を考えられたのですか。
- なぜ当社に応募されたのですか。
- 前の仕事の何が不満でしたか。それに対し、解決しようと何かを努力しましたか。
3.その他よく聞かれる質問
- あなたの弱み・強みは何ですか。
- 離職期間は何をなさっていましたか。
- いつ頃からご入社いただけますか。
- ご年収はどのくらいを希望なさいますか。
- 何か質問はありますか。 (企業・応募職種に対する質問を4~5つ事前に用意しておきましょう)
「英語面接へ向けた準備:質問への回答」と「英語面接への向けた準備:面接官への質問」もご参考まで。
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