LinkedInの簡易リファレンスチェック「スキル&スキル推薦(Skills & Endorsements)」の使い方

海外の企業では採用を決めた人材の最終確認としてリファレンスチェック(Reference Check)をかけます。リファレンスチェック(Reference Check)とは、その人と一緒に働いたことがある人に電話して、その人の仕事ぶりについて確認することです。その人の仕事ぶりの第三者評価とも言えます。
LinkedInにもざっくりしたReference Check機能がついています。それが「スキル&スキル推薦(Skills & endorsements)」です。外資系企業への就職・転職に興味があれば、必ず使ってみましょう。

スキル登録

LinkedInのプロフィールをスクロールダウンしていくと、「スキル&スキル推薦」があります。「別のスキルを追加」をクリックして、誰かに推薦してほしいスキルを入力します。
ただし、日本語表示でLinkedInを使っていると、プロフィールに当てはまりそうなスキルを日本語で例示してきます。外資系企業やリクルーターに見てほしいのであれば、日本語で入力するのは無意味です。LinkedInを英語表示に直しておいたほうが何かと便利です。「プロフィール」→「言語」をクリックします。
インターフェイス言語をEnglish(英語)に変えましょう。
再び自分のプロフィールをスクロールダウンしてSkills & endorsementsAdd a new skillをクリックします。
Skill欄にスキルを打ち込んでいきます。スキルは、Business Process Engineering, Due Diligence, Technical Salesのような職種と、Factory Automation, Finance Consulting, Renewable Energyのような業種も入れておくと効果的です。
スキルは、企業の採用担当者やリクルーターがLinkedInで使う検索キーワードにもなります。彼らは、Consultant, Engineer, Salesのような単語(一語)で検索することはありません。単語(一語)で検索したら無関係なものを拾いすぎるからです。下図のような複数語キーワードをお勧めします。
キーワードを集めたら、Addをクリックします。(✔だけでは登録されません。)

スキル推薦(Endorsements)

Endorsementは、自分のスキルを他の誰かに推薦してもらうことです。例えば、Salesというスキルを載せたら、それを同僚に推薦してもらうと説得力が出ます。

では、どうやったら自分のスキルを推薦してもらえるでしょうか?

それには、まず自分から誰かのスキルを推薦してみましょう。

LinkedInのNetworkで繋がっている人のプロフィールにアクセスしてみましょう。プロフィールをスクロールダウンしてSkills & endorsementsを見ると、スキルにマークがあります。マークは、「推薦受付中」の意味だと思ってください。
マークをクリックしたら、「その人のそのスキルの度合い」と「その人のスキルについて知っている理由」を選んで、Submitします。
なお、最初の画面には3つのスキルしか表示されません。Show moreをクリックすると、その他のスキルのリストが表示されます。
LinkedInで誰かのスキルを推薦すると、そのうち推薦返ししてくださる方が現れます。ただし、リファレンスチェック(Reference Check)の文化がない日本人は、なかなか推薦返ししてくれません。

そういう場合は、親しい同僚・元同僚と、互いのスキルを推薦し合うのが効果的です。LinkedInで繋がっている同僚・元同僚・知り合いなどに、
LinkedInで、お互いのスキルを相互推薦しませんか。
Can we endorse each other's skills on LinkedIn?
とお願いしてみましょう。意外と「LinkedInにこんな使い方があったなんて知らなかった」と喜ばれるかもしれません。

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